世界が注目!体系的なUDの学習プログラム

国際的な取り組みとしては、まだまだ人数は多くはありませんが、イギリス、カナダ、イタリア、アメリカ、タイなどの5つの海外からの受講生や留学生の受入れや、海外企業からの研修生の受け入れも行ってまいりました。2020年頃を目処に、日本発祥の国際的な教育プログラムへと成長していくことを視野に入れています。

アメリカ ハーバード大学アジアプログラム
アメリカ:ハーバード大学アジアプログラム
イギリス:リハビリテーションセンター職員研修
世界34カ国 アショカ・フェロー・スピーカーシリーズ
世界34カ国:アショカ・フェロー・スピーカーシリーズ

ユニビズのカリキュラムは、1,131名の利用者の協力と108社の現場の声から生まれた、ユニバーサルデザインの体系的な人材育成プログラムです。

障がい者、高齢者、子どもを対象としたバリアフリーから、すべての人に優しいユニバーサルデザインへと社会的な視点が変わりつつある今、様々な業種業態の企業でユニバーサルデザイン対応の動きが高まっています。ユニバーサルデザインとは障がい者、高齢者、子どもだけでなくすべての人に利用しやすい仕様・設計の商品、サービス、環境を指しますが、まだまだ業務レベルでのユニバーサルデザイン浸透は高いとは言えずどこの企業もユニバーサルデザインについて手探り段階というのが現状です。

そのような中、「弱者だけでなく、従業員も含めたすべての利用者と企業に価値のあるユニバーサルデザイン」を求めて、実利用者研究機構の代表理事の横尾は自らの足を使って「1,131名の利用者の協力により実現した70を超えるユニバーサルデザイン商品・設備の利用実験」、「108社のユニバーサルデザイン推進企業からのヒアリング」といった研究調査を行い、ユニバーサルデザインの体系的なカリキュラムを完成させました。

ユニビズの考えるユニバーサルデザインは”思いやり”発信のボランティア精神での取り組みではなく、あくまで課題解決が目的。ユニビズのカリキュラムは、誰かは喜ぶけども誰かが無理をするという状態ではなく精緻かつ明確な課題を抽出して解決し企業の提供物を最適化、ビジネスとして結果を出していくことにフォーカスした体系的なカリキュラムです。開発から10年以上を経過した今、ユニビズの体系的なカリキュラムは、パイオニア企業のユニバーサルデザイン対応業務に対する取り組みをサポートしています。

ユニビズカリキュラム3つの特徴

①ガイドライン等の基礎レベルから、本当に顧客に愛される応用レベルへ!

ユニビズでは、あなたの会社の商品・サービスに「あっ!」と驚くアイデアや企画を盛り込むための、ユニバーサルデザイン応用方法を体系的な知識として提供しています。もしあなたが現在勤めている会社で企画や開発を任されていたり、”高齢者、障がい者、子どもにも優しい”という社会貢献性の高いビジネスを行っているのであればユニビズはあなたの実務に大きな”気づき”と”発見”を与えてくれることでしょう。”ボランティア”や”思いやり”ではなく、あなたのビジネスに結果を出すための体系的知識として”ビジネス現場で使えるユニバーサルデザイン(ユニビズ)”の世界を覗いてみませんか?

②実際に障がい者や高齢者の立場を体験する疑似体験カリキュラム

ユニビズが提供するカリキュラムで最も力を入れているのが6種類の疑似体験研修です。例えば高齢、車いすといった方々の生活をしっかりとイメージするため、実際に高齢者の視点にたった動きや車いすを体験してみると、疑似体験を通してユニバーサルデザイン対応を行っていくための知識を体感できるだけでなく、「たくさんの気づき」と「新しい視点」を手にする事が出来るのも大きな魅力です。企業単位でユニバーサルデザインに取り組むというプロジェクトがあったとしても、なかなか対象者の立場や生活を正確に把握することはできませんから、このような疑似体験は受講者さまからの評価も高く、喜びの声を頂いています。

③現場ですぐに使えるユニバーサルデザイン技術習得!資格取得も可能!

ユニビズのカリキュラムは座学だけではありません。実際に受講企業の業務内容に合わせた改善レポート提出など、学科7時間、演習7時間としっかりと時間をかけてユニバーサルデザインをビジネスに応用していくための知識やテクニックを学ぶことができます。また年に数回、ユニバーサルデザインコーディネーター資格を取得するための検定試験も開催しており、取得した資格は社内の貴重なブレインとしてだけではなく、お客様の目を引くPRとして利用することもできるでしょう。
※集団研修の場合は、個別に試験日を設定する事も可能です。

学習プログラムの内容例

利用者の多様性について、体系的な知識と実務への活かし方を学習する

  1. 利用者の多様性に関する体系的な学習
  2. 6 種類(高齢者、弱視、全盲、妊婦、聴覚障がい、車いす)の実利用者疑似体験

使いやすさについて、体系的な知識と分析力、改善方法を学習する

  1. 誤認誤使用削減力研修(講習)
  2. 誤認誤使用削減力研修(診断書作成&アドバイザリ演習)
  3. 直感的利用設計力研修(講習)
  4. 直感的利用設計力研修(診断書作成&アドバイザリ演習)
  5. 身体負荷ストレス低減力研修(講習)
  6. 身体負荷ストレス低減力研修(診断書作成&アドバイザリ演習)

ユニバーサルデザイン導入について、その種類、計画から実践まで、体系的に学習する

  1.  UDコディネート(UDC)理論 総論
  2. UDコディネート理論 実施計画編
  3. UDコディネート理論 調査方法編(リアルユーザーテスト設計論)
  4. UDコディネート理論 コアヴィジョン編
  5. UDコディネート理論 観察力養成実習(理解・共感・分析能力向上)
  6. UDコディネート理論 実利用者アプローチ技術編(影響の設計図・配慮軸)

UD ガイドラインの策定や標準化の際に配慮すべき事項について、体系的に学習する

  1. 「高齢者」配慮
  2. 「視覚障がい・色覚障がい」配慮
  3. 「異文化・多言語」「聴覚障がい・言語障がい」配慮
  4. 「子ども・肢体不自由・内部障がい」配慮
  5. 「知的精神発達障がい」配慮
  6. 「性差とマイノリティ」配慮
  7. 総合実習