那覇空港旅客ターミナルビルでお土産店などを運営する「エアポートトレーディング社」様の社員研修を実施しました。
【開催講座】
体験型ユニバーサルデザイン研修＜体系的知識編＞
＜全３日間＞
1日目 人の多様性に関する体系的な学習
2日目 6 種類（高齢者、弱視、全盲、妊婦、聴覚障がい、車いす）の擬似体験
3日目 ステークホルダーマトリクス作成演習
【参加人数】エアポートトレーディング株式会社 社員約10名×2グループ
１日目 利用者の多様性について、まず体系的に全容を把握する。
そして、実務への活かし方を学習する！
一日目は、講義で「お客さまの多様性」を体系的に学びました。
利用者の多様性の体系的な知識を得ることで、「思っていたよりも多くの多様なお客さまが来店し、接客していたことがわかりました」、「今まで、知らずに接客をしたことがあったかもしれない」など、研修参加者の新たな「気づき」がありました。
２日目 実際の利用者の行動を体験して、実務へ反映するための考え方を学ぶ！
那覇空港を６種類の実利用者疑似体験キットを装着して、実際の利用者と同じ行動を取ってみました。
実際に普段自分達がサービスを提供している那覇空港国内線旅客ターミナルビル内を、車いすで移動をしたり、高齢者体験をしながらの買い物や、妊婦になって階段の移動をしてみたりなどの体験をしました。
実利用者体験することで、自分が担当しているいつも見慣れている店舗で、今まで気が付かなかった問題点や、すでに改善されていた工夫等に気づくことができるようになりました。
〜最終日〜
実際の業務に反映するために具体的な施策をカタチにする。
最終日は、１日目・２日目の研修で、学び・体験した知識と考え方を、今後の業務に活かすために、「どうすれば業務に反映していけるか」という具体的な施策としての、アウトプットを作り上げる実習をしました。
こうして、それぞれが実習で作り上げた報告書が、他の社員や新しい社員にも引き継がれていき、会社オリジナルのマニュアルになっていきます。